会社探検

「株式会社井ゲタ竹内」を探検!

株式会社井ゲタ竹内とは?

「井ゲタ竹内」は、主に沖縄の海で育ったもずくを原料にして、味付け加工した商品を製造している会社で、戦後間もない昭和22年に創業されました。

社名を一度は目にした方も多いと思いますが、まず気になるのは印象に残る社名の由来ではないでしょうか。

そこには創業者の志があり、現在もの作りをしている方々もその思いを受け継ぎながら、時代に合わせた商品を実直に作り続け、消費者に提供している。そんな会社です。

「井ゲタ竹内」がどのようにして生まれ、商品やそこではたらく人たちに対してどのような思いを持っているのか。そして会社はどこを目指しているのか。代表取締役の竹内さんと取締役の竹内さんのお二人に話を伺いました。
会社について
「井ゲタ竹内」とは印象に残る社名ですが、どういう由来があるのですか?
井ゲタというのは、物を『井』の形に積み重ねたものです。物はただ積み重ねていくよりも井ゲタに組んだ方が強い。人も同じで、しっかりと力を合わせて良い仕事をして行こうという志から創業者が付けた社名・商標です。
創業時からもずくの加工を始めていたのですか?
創業時は佃煮から始めて、もずくをやり始めたのは昭和40年代からです。当初は隠岐の島周辺で獲れたもずくを加工していましたが、獲れなくなって、今は沖縄の恩納村で獲れたもずくを加工しています。
創業時の思いや、長く続いている商品を大切にしているんですね。
その気持ちはもちろんあります。会社やそこではたらく人たちの背骨にあたる部分ですから。でも、もっと大切なのは過去よりも『これからどのような商品を作っていくか』ということだと思います。
それは「時代に合った商品を作っていく」ということですか?
『水産物の恵みをいただく』という日本人の伝統を大切にしながら、それを新しい形にしていく。お客様が食生活で『いいな』と思ってもらえる商品を作っていきたいです。
そういう思いで商品を作り続けるのは大変ではないですか?
本当に毎日精一杯な感じです。美味しいことは当然で、食生活が変化する中で便利じゃないといけない。そのどちらかが欠けるとお客様は離れていきますから、求められるものを試行錯誤している毎日です。
試行錯誤の連続で70年以上会社が続くということはすごいことですね。
いや。原料などのこともわかったつもりにはなっていますけど、わからないところもまだたくさんありますから、『より良いものを作るためにはどうしたらいいか』ということだけを一生懸命考えているんです。それに集中しています。会社が続いているのは、なんとかお客様に信頼をいただいているということだと思っています。
はたらく環境について
現在の人員構成などを教えてください。
年齢は18歳から70歳代までで40歳代の方が中心です。離職が少なく長く就業している方が多いですから、平均年齢が高くなりつつありますね。社員は年々増えていて150名くらいになります。
離職が少ないという理由はどこにあると思いますか?
他の会社を比較して何かをするということがまったくないのでわかりませんが、はたらく環境を変えていくことを常に考えているということだと思います。
具体的にはどういうことですか?
製造工程では、作業する方の負担になるところは、はたらく方の意見を聞きながら改善するようにしていますし、有給はもちろん産休・育休や介護休暇の取得などもかなり早い時期から実施しています。これらは国の制度があるからやっているというわけではなく、より良い職場環境が、より良い商品作りにつながるという思いで取り組んでいることです。
どのような方を採用したいですか?
素直で、日々コツコツと頑張れる方がいいですね。会社はこれからもチャレンジしていかないといけませんから、自分の考えや工夫を生かせるしごとをしたい方も歓迎します。
わくナビが見た「株式会社井ゲタ竹内」
「井ゲタ竹内」をひとことで言うと「すごくわかりやすい会社」です。

創業期からの理念(社是)のひとつである「心をこめた商品を作り 社会の潤いとなる」というところから会社がまったくブレていない印象がありますし、おそらく代表である竹内さんは「まだまだできていない(できることがまだまだある)」と思っているはずです。

だからこそ、より良い商品を作るために作業工程を見直したり、はたらく方たちの待遇改善に取り組んだりしているんですね。

これを読んで興味を持った方や、「本当かよ?」と半信半疑の方がいると思います。そういう方々は、会社説明を随時受け付けているということなので、連絡してみることをおすすめします。

(取材:わくナビスタッフ・植田)