会社探検

「有限会社アクティブ・プロ」を探検!

アクティブ・プロは、学会・大会の企画運営、イベントレンタル、指定管理者(公共施設「アルテピア(安来)」の管理運営)などを行っている会社です。

テントの製造・販売を行っていた会社が、65年以上の時を経て大きく業態を広げ、県内にはない独自ノウハウを持つ会社へと変化・成長していきました。

「時代とともに変化していかなければならない」ということは、会社の運営でよく言われることですが、それは簡単なことではありません。

アクティブ・プロがなぜ変化することができたのか。はたらいている方をどのように育てようとしているのか。二代目社長である小林慎一さんに話を伺いました。
会社について
現在はどのような業務を展開されているのですか?
医学会などの学会運営、イベントの会場設営やレンタル、大会やイベントの企画・運営、平成29年9月から安来市総合文化ホール「アルテピア」の指定管理者となるなど、現在4つの事業を展開しています。
創業時と比べると、かなり事業が変化していますが、以前から現在の事業構想があったのですか?
全然なかったです(笑)。たとえば、現在の事業のひとつである学会の運営は、当初県外の専門業者がやっていて、当社は会場の設営を受注するだけでした。
それが運営をすべて任されるまでになるわけですか!
学会の一部を任されるだけでは、運営のノウハウも得られないし、売上・利益も県外に流れていきます。それではいつまでたっても県内には何も残らない。それをどうにかしたかったんです。『地産地消』という考え方は、食べ物ばかりではなく、技術・経験・ノウハウも含んだものだと私は思います。
でも、それは簡単な道のりではなかったのではないですか?
おそらく誰にでも『いいものを作りたい』という思いはあるはずです。しかし、仕事の一部を受注するだけではそれを実現するのは難しいと思います。確かに『すべてを任される』というところまでたどり着くのは大変です。でも、その過程で得たノウハウやたくさんのアイデア、人とのつながりは簡単には真似できないものになる。ワンストップサービスが当社の強みなんですね。
はたらく環境について
会社がここまでに育つ過程では、人の確保が難しかったのではないですか?
理想とするものを作るためには、相応の人材が必要ですから、会社の成長過程では『やりたいこと』と『できること』のギャップは確かにありました。でも、やはり人は育てていくしかないです。だから、会社は人を育てる土壌を作っていく必要がありますよね。
その「土壌」とは何ですか?
まず、その人にとって未経験の仕事を『任せる』ということだと思います。そして『体験させる』ということ。私は社員を県内外のイベントや商談などに複数名同行させていますが、これはアイデアや仕事の視点の引き出しを増やすための『体験』ですね。
学会や指定管理など、「土壌」を生かす舞台も増えていますね。
そうですね。活躍、成長できる舞台はたくさんありますよ。私はいつも『今がベター』だと話していますが、『ベスト』なのは、私を含めた社員一人一人が成長していくこと、そして、新しい人が加わることだと思っています。
これからの変化が楽しみですね
今やっている仕事は、将来続いていくかどうかわかりません。だから、次の世代は今の『土壌』から新しい事業を生んでいく必要があります。そのためには、基本を忘れず人を育てること。人が成長すれば、仕事に対してのプライドも生まれ、それが会社のブランドになっていくと思っています。
わくナビが見た「有限会社アクティブ・プロ」
取材中に小林さんも話していましたが、アクティブ・プロのような業態の会社は山陰にはありません。「人を育てながら独自の進化をしている」一言で表現するとそんな会社だと思います。また、会社の将来についても、新しい事業を作っていくという姿勢が明確で、そのための土壌づくりも着々と進んでいるように感じました。

小林さんは、採用について『できます』『大丈夫です』と語る人よりも、できるかどうか不安を抱えている人の方がいい」と話していましたが、これは「伸びしろのある人」ということであると思います。

しごとを通じて「成長したい」「(できることの)引き出しをたくさん作りたい」と思っている方に扉が開いている会社です。

(取材:わくナビスタッフ・植田)
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